箱の基礎

ダンボールの印刷方法:フレキソ印刷の特徴と製作事例をご紹介

今回はダンボールの印刷方法の1つ「フレキソ印刷」についてのご説明です。

 

弊社では既製品ケースの販売は無く、
お客様・ご注文ごとの受注製造を行っており、
無地箱の製造もありますが、
オリジナル印刷を希望される場合が多々あります。

 

オリジナル印刷を入れると、
商品の魅力や店舗PRが映え、メッセージ性が高くなりますよね!

 

今回はフレキソ印刷の特徴についてまとめ、
特徴や注意点、製作事例について記載していきます。

フレキソ印刷とは

フレキソ印刷(フレキソインキ印刷)は、ダンボールなどの梱包資材ラベルや、紙袋などの印刷に広く使われる印刷技術の一つです。

樹脂やゴムで出来たハンコにインクを付け、ダンボールの表面に直接印刷します。様々な厚みのダンボールに対応しています。

フレキソ印刷は食品、飲料、医薬品、電子機器、家庭用品など様々な業種のパッケージに採用されています。

フレキソ印刷の特徴

それでは次にフレキソ印刷の特徴について見ていきましょう。

特徴①小ロットかつ安価

フルカラー印刷で採用されるオフセット印刷やグラビア印刷と比較して小ロットでかつ安価にパッケージを製作できます。

ダンボール印刷の中では安価で最もよく使用される印刷方法になります。

特徴②ベタ印刷が綺麗

ベタ印刷が綺麗です。

特徴③初期費用として印版代(ハンコ代)が必要

フレキソ印刷は初期費用として印刷版代(ハンコ代)が必要です。

印刷版代は①デザイン面積 ②色数によって変動します。

デザイン面積が大きく、色数が多いほど印刷版代は高くなります。

特徴④使用できるインクに限りがある

インクは標準色16色からお選びいただけます。
使用できる色数は3色までです。

特徴④環境負荷が少ない

オフセット印刷やグラビア印刷では油性インクが多く使用されていますが、フレキソ印刷は粘度の低い水性インクを使用します。

また、他の印刷方法と比較してインク使用量が少なく乾燥性が高いのが特徴です。

すなわち他の印刷方法と比較して環境負荷が少ないといえます。

フレキソ印刷の注意点

それでは次にフレキソ印刷の注意点を見ていきましょう。

弊社へご依頼頂く際は、
量産前にデザインを見せていただき
注意点やリスクを事前にお伝えしますのでご安心ください。

注意点①素材の下地の影響を受ける

黒色のような濃色のダンボールを使用すると、
下地の色の影響を受け、色がくすんだり
薄くなったりしてしまいます。

●黒ライナーに白色のフレキソ印刷

注意点②多色印刷はデザインが重なる可能性がある

フレキソ印刷で2色もしくは3色を使用する場合、デザインが近すぎると重なってしまう可能性があります。

理由としては、1色につき1版の印刷版になり、1色ずつ印刷していくのですが、その際にズレが発生することがあります。

もし、異なる色味のデザインが隣接していると、そのズレにより印刷部分が重なってしまうことになります。

 

弊社では色と色の間隔を5㎜ほど空けていただくようお願いしております。

注意点③フルカラー印刷ができない

フレキソ印刷はインクの掛け合わせができないので、フルカラー印刷はできません。

注意点④繊細なデザインは苦手

フレキソ印刷は繊細な印刷表現は苦手です。

樹脂版の凸部分にインキをのせて、圧をかける印刷方法ですので、若干インクが滲むことがあります。

 

あまりに細かい文字やデザインの場合、インキが滲み文字潰れやデザイン潰れが起きてしまうこともあります。

 

弊社では文字サイズ5㎜以上、図表・デザインは線巾0.2㎜以上を推奨しております。

フレキソ印刷の製作事例をご紹介!

この記事の最後に弊社へご依頼いただいたフレキソ印刷の製作事例をご紹介いたします。

印刷色やデザインによって、商品イメージが全く異なるのがお分かりいただけると思います。

事例①撥水A式ダンボール80サイズ(みかん箱)

生のうなぎ(氷水と共にポリ袋に入った状態)配送用に、従来使用されていた発砲スチロール箱から、より環境面を考慮し、ダンボールケースへの切り替えのご相談を頂きました。

 「活きのいい生のうなぎ」を表現するロゴデザインのご依頼を頂き、非常に迫力のある段ボールケースが完成いたしました。

 

【製作事例ページ】
撥水A式ダンボール80サイズ(みかん箱)

 

事例②オリジナル印刷ピザケース

 

 全面的に凝ったデザインが印刷されており、すごく華やかなピザケースになりました。箱を開ける前からワクワクします!

【製作事例ページ】
オリジナル印刷ピザケース

 

事例③Ototoneパッケージ

そのまま保管箱としても使えるように、ファイルボックスのような形状をご希望いただきました。

 価格を抑えつつ、清潔感・オシャレ感を出す為に、両面白ライナーにフレキソ1色印刷にしました。シンプルでクールな印象に仕上がっています。オフィスの書棚に並べて保管するのにぴったりです。

 

【製作事例ページ】
Ototoneパッケージ

 

事例④Asthreeヘアケア ギフトボックス

 まいにち株式会社様のヘアケアブランド「Asthree」の、OEMギフト用パッケージをご依頼頂きました。

 箱の形状はギフト商品にピッタリなN式、中蓋部分は少し長めにつくり、カードを差し込めるようになっています。同じ形状ですが、原紙の組み合わせや、印刷インクの色が変えるだけでまったく雰囲気の異なるパッケージが出来上がりました。

【製作事例ページ】
Asthreeヘアケア ギフトボックス

 

事例⑤1Dayなでしこハンドル付きケース(防災セット)

 まいにち株式会社様の新商品として、防災セット持ち出し用の箱を制作させて頂きました。

女性向けの商品で、両面白地のダンボールに鮮やかなピンク1色のフレキソ印刷で、清潔感と可愛らしさが非常に引き立つデザインになっております。

 

【製作事例ページ】
1Dayなでしこハンドル付きケース(防災セット)

 

まとめ

ダンボールの印刷方法をご紹介しましたが、
一体どれがベストなんだろう…?
と悩まれるかもしれません。

そんな時は[お問合せ]ページよりお気軽にご連絡ください。

お問合せの際は、

・中に入れる商品について(食品/冷凍もの/割れ物 …など)
・使用イメージ (外箱・輸送用・ 贈答/ギフト・店頭販売用など)
・箱へのイメージ

例えば、、
「和風っぽい ・ナチュラル系・光沢&キラキラ感が欲しい」
「冷凍商品に対応してほしい」など
いろいろと詳細をお聞かせください!