KEIGANALI 梱包セット

  • 外装箱
  • 最上段には付属品を収納
  • 手穴を持って引き出せます
  • 付属品の収納
  • 側面の緩衝部材
  • 重量のある本体は、2人で持ち上げられる設計
  • 本体を取り出した様子
  • 底面にのみ、ウレタン材を使用
クライアント
株式会社Keigan 様
用途・テーマ
家電・電子機器
品番
2414-001
材質
外箱 K6sK6 W/F (厚8mmダンボール) / 仕切り K5sK5 W/F・K5×K5 B/F
印刷色数
[外箱]フレキソ1色印刷
形状
A式+中仕切り

 株式会社Keigan様からご依頼いただき作成した自律移動ロボット【KeiganALI(ケイガンアリ)】の梱包材です。
 従来の包装はアルミケース、内部にはウレタンの緩衝材を付けた箱を使用されており、【梱包方法を紙へ変更されたい】とのご相談でした。

 緩衝材設計は、内容物次第で多種多様な展開をします。ダンボール素材で、重量のある商品の保護が出来るのか?目指すのはセットアップ時間の短縮なのか?優先順位によってやり方も変わってきます。
 商品は約27.5kgと重量物、加えて底部は走行のためのタイヤが存在し、形状は複雑で商品を支える骨格の面積が少ないのが難点でした。いきなり壁にぶつかりました。そこで、まずは積層ダンボールを使い、緩衝効果を高める設計をご提案しました。

 しかしながら、積層は納期対応やコストが合わず、最終的には底部に薄いウレタンを敷いて緩衝性を持たす設計に舵をきりました。側面は段ボールをロの字状に組み立て、空間を作り緩衝性を持たせています。

 底面こそウレタンに頼りましたが、紙化と言う先方様の希望には出来るだけ沿える仕上りになりました。
 商品側面の保護のための段ボールパットには手穴をつけ、重い商品を外装から引き上げる時のハンドルとして使えるようにしています。
 重量のある商品に対して、細部まで配慮いたしました。

 多くの課題にぶつかりましたが、何度もトライ&エラーを繰り返し、両社間で問題点を共有して1つずつ確実に解決していくことができ、ご満足いただける梱包箱を完成させることができました。

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