クリーム生カヌレ貼り箱

　クリーム生カヌレ用の、高級感ある貼箱パッケージのご紹介です。

　まず貼箱(はりばこ)とは、チップボードと呼ばれる硬い1mm～2mm厚の紙の芯材にファンシーペーパーや印刷紙を貼り付けて製作し、箱になった状態で納品されます。納品後に板紙を折り曲げて仕上げる『組み箱』と比べると、芯材がしっかりしているので強度性に優れた箱になるのが特徴です。
　また貼紙に使用される主なファンシーペーパーは、バリエーション豊かなエンボス加工や印刷では表現できない紙の質感、手触りが特徴で非常に美粧性の高いパッケージに仕上がります。
　今回のクリーム生カヌレ用貼箱パッケージでは*箔押しを入れることで、より深みがあり高級感のある箱となりました。

　*箔押しについて詳しくはこちら、ブログ記事『ダンボールの印刷方法：箔押し〜』  

　更にこちらの案件では「身箱の高さを低く、しかし中身の商品保護もできるように」とのご依頼があり、フタの裏側に高さを保持する仕切りを製作。中の仕切りでは〈クリーム生カヌレ〉が非常にボリューミーの為、オリジナルの紙仕切りをご提案。銀色の食品対応紙なので、直接商品を置いてご使用いただけます。箱を開ける時も【身箱の高さ】数ミリの違いで商品のボリューム感が違って見えるため何度も試作をご確認いただき、こだわりの詰まった貼箱が完成いたしました。

　ご依頼いただきました、神戸六甲にある“Atelier Kato”様。長年、パッケージをはじめ様々な包装資材をご相談いただいております。今回の新作〈クリーム生カヌレ〉はクラウドファンディング・CAMPFIREにて、既に人気のある〈生カヌレ〉を進化させた商品として企画されました!初日に目標金額を達成、終了時には達成率817%と多くの注目を集めるスィーツです。

〈生カヌレ〉より大きい新作〈クリーム生カヌレ〉は、カスタードと生クリームが合わさった特製クリームがたっぷり。焼き時間を長めにされていて、少しビターな風味とクリームの甘さがたまらないスィーツです!
　クラウドファンディング終了後の現在、一般販売に向けて準備を進められています。You tubeでは開発過程も公開されているので、パティシエ加藤様のこだわりポイントをぜひご覧ください!

Atelier Kato『カヌレ倶楽部』                                              
https://atelierkato.fall-co.com/caneleclub_lp2/index.html