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ダンボールといえば、一般的にはクラフト色（茶色）ですが、色々な色のカラーダンボールもあります。
ダンボールは、波状に成型された紙（中芯と呼びます）を表裏の紙（ライナーと呼びます）で挟んで接着し作られていますが、中芯や表裏のライナーをカラーにすることで作ることが出来ます。表裏、中芯の色は、自由に組み合わせることが出来ます。また、中芯の波（フルート）の大きさにより６種類（A/F、B/F、C/F、E/F、F/F、G/F）に分けられますが、カラーダンボールでは、B/F（厚み約3ｍｍ）、E/F（厚み約1.5mm）、F/F（厚み約0.9mm）、G/F（厚み約0.6mm）の4種類が一般的です。

カラーダンボールには、光沢のあるもの、エンボス加工されたもの（表面に凸凹で模様をつけたもの）など様々な種類があり、更に印刷に適したものと適していないものがあります。

一般的な印刷方法は、フレキソ印刷ですが、光沢のあるものには印刷できなかったり、エンボス加工で表面に凹凸があるものには、綺麗にインクがのりません。また、カラーダンボールの色に影響を受け、はっきりと印刷が見えない場合もありますが、薄いカラーダンボールに黒や紺色など濃い色の印刷は綺麗に仕上がります。

印刷に適していないカラーダンボールでは、箔押し（ホットスタンプ）でロゴなどを入れることが出来ます。