段ボールの材質について

こんにちは
営業部の森川です!
前回のダンボールの作り方に引き続き
ダンボールの基礎
今回は段ボールを作っている紙の種類について
書いていきたいと思います
前回 段ボールは表ライナーと裏ライナー 中芯で
構成されているという記事を書きました
ん? 分からない… と思った方は
前回の私のブログ記事を読んでいただけたらと思います
紙の種類についてですが
今回は段ボールによく使われるもの ということで
書いていきたいと思います
表ライナー裏ライナー中芯の 3枚の紙で段ボールは出来ているのですが
その紙の材質を選ぶ事ができます
①C5 古紙含有率 90%
一般的に多く使われている材質 発送用段ボールに多くみられる

十嵐段ボール(株)様 HP引用 https://www.danbo-ru.com/guide/material
②K5
C5と同じくらい多く使用されている材質 強度はC5<K5
C5を使った段ボールよりも強度が高くなるため
壊れやすいもの 頑丈な段ボールにしたいときに使用する
③K6
K5よりもさらに頑丈な紙 強度が必要な場合に使用する
流通はC5 K5に比べて少ない
上記3種類が 私が知っている よく使われる紙になります
もちろんK7もありますしK11なんかもあります
CだったりKだったりが出てきて疑問に思われた方もいると思いますが
Cがついているものは古紙率が高く
Kがついているものは古紙に加えバージンパルプが含まれています
バージンパルプとは
古紙などを再生したものではなく
木材を材料として作られた新しい紙の事をいいます
やっぱり新しいものが含まれている率が高ければ高いほど
紙は頑丈になりますし 良い紙になります
紙の厚みも変わってきますね!
段ボールの良いところはプラスチックとは違い
リサイクルが出来るところにあると思います
ただ 何度もリサイクルを繰り返すとどうしても
紙が弱くなってきてしまいます
なので 強くて バージンパルプの多い方が
値段も高くなります
どの種類の紙を使うかは
毎回お客様と相談したり 内容物 大きさで判断したりしています
ここまで
表ライナー 裏ライナーの紙の種類をざっくり
書いてきたのですが
長くなってしまいましたので
次週 中芯のことについて書いていきます
最後まで読んでくださり
ありがとうございました
✎タマパック 大阪営業 森川✎