embot(エムボット) とっておきダンボールシリーズ

  • レジスター。「バーコードリーダー」も再現しました
  • 「価格」はドラムが回転して、表裏どちらにも表示します
  • スイッチを押すと金属部が接触。段ボールの弾性を利用しています
  • 車のエンジンのピストン駆動からヒントを得た、トレーの開閉構造
  • 自動販売機。プログラミングで「当たり付き」も可能です
  • 自販機の内部はこんな感じです
  • 缶に見立てた紙管は、8本収納可
  • 夢の詰まった宝箱
  • プログラミングで、自ら解錠 → 開閉 → 施錠をしてくれます
  • 動物シリーズ。カンガルーとオットセイ
  • ポケットにはちびっこカンガルー!出たり入ったりします
  • オットセイ 絶妙なデフォルメ
クライアント
株式会社e-Craft 様
納品エリア
東京都

 e-Craft様より「embotとっておきキット」の設計および製作依頼をいただきました。

embot(エムボット)とは、ダンボール素材と電子工作キットを組み合わせて作った様々なモノを、PCやタブレットを通してプログラミングした動作をさせることができる教育用サービスです。「クマに手を振らせよう」「左右の手でジャンケンをしてみよう」など、遊びながらプログラミングを学ぶことができます。 



「とっておきダンボールシリーズ」はembotの拡張キットで、弊社ではダンボールキット部分の設計デザインを担当させていただいています。
 embotはクマ型ロボットのスターターキットはもちろん、「とっておきダンボールシリーズ」も高度なプログラミングによって、驚くほど多彩な動きが可能です。

 例えば「自動販売機」は【スマート自動販売機】として温度センサーを使って外気温を感知し、温かい飲み物と冷たい飲み物を自販機自体が判断して出すなど、これからの技術を先取りした内容のプログラミングを楽しむことが出来ます。
これは従来のダンボール自販機キットとは一線を画す内容となっております。



レジスター」は明るさセンサーを使って疑似的なバーコードリーダーを作成し、それを商品に当て、暗くなると引き出しの開閉や価格表示をさせるなど本物そっくりの動作が楽しめます。
プログラミング次第で、動作のアレンジをすることも出来ます。



 もちろん、どのモデルも簡単に設計できた訳では決してありません。
様々な動きをさせるために、ダンボールキットとしてはかなり細かい物理的なギミック(仕掛け)を設けております。
 
 小さい電子部品やコードの引き回しと同時に、糊やテープを使わないなど、組み立てやすさを優先しながらのキット化には相当なプロセスが必要でした。
これを実現させるには企画、発案、設計、製造の連携バランスがとても重要で、その部分はアイデアのやり取りが双方向でとても上手く進み、結果的に発案当初からの変化や進化を含め、まとまりのよい製品にすることができました。

 embotは子ども向けの製品ではありますが、大人でも十分すぎるほどに楽しめます。このダンボール製品でプログラミングの門を開けてみるのはいかがでしょうか?

 

embot HP⇒https://www.embot.jp/

*e-Craft様はNTTdocomo様の社内ベンチャー制度で設立した会社です

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