MeWディスペンサー

  • 内箱3種+ドッキングパーツのセット。内箱は左からナプキン②、ナプキン①、タンポン
  • 上からナプキンを補充して、下の取り出し口から必要分を一つずつ取り出せる形状
  • ナプキン①と中ゲス
  • ナプキン①・ナプキン②・タンポンともに、吊下げパーツを装着して単体使用する事が可能
  • ナプキン②と中ゲス。中ゲスは大きいサイズのナプキンに対応
  • タンポン単体
  • 現在購入できるのはナプキン①(写真左)単体と3個フルセットの2パターンです
クライアント
MeW project 様 × ㈱日本電商 様 × タマパック㈱
用途・テーマ
防災・衛生
品番
4233-006 / 4233-007
材質
CB310g×白C5(合紙) E/F
印刷色数
オフセット2色/1色/無地
納品エリア
大阪府

 

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 災害時には避難所での生理用品の配布がスムーズにいかなかったり、経済的理由で生理用品の入手が困難、あるいは自分で購入できない子供がいるなどの「生理の貧困」が現在、社会問題として取り上げられています。

 今回の商品は、衛生用品である生理用品がトイレ内で必要な時に取れる環境をデザインし、補充もしやすい仕組みづくりの研究・実証実験に使用されるためのものです。  

 形状のご希望点として、「埃が入らない衛生的な形状」「抗菌・消臭効果付きなもの」「エコで環境にやさしい材質」「被災地でも組み立てて使える」「中身の減り具合が確認できるもの」などがありました。

 お打合せの際は、大阪大学様側で作られた試作もお持ちいただき、弊社営業・設計者とで女性チームを作り、ご依頼に添えるよう設計提案を重ねました。

 プラスチック製の箱でも考えられていたのですが、ダンボール製にする事で、低コスト・強度保ちつつリサイクル素材で作る事ができます。

 また、コンパクトに折りたたむことが出来るので保管・発送の負担を少なくできるメリットがあります。  

 

 様々な場所へ設置され、女性ならではの課題が1歩前進すれば幸いです。


 

 2025年4月、「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が開幕しました。世界中から多くの人が訪れ、会場の夢洲は連日、大変な賑わいを呈していますが、 この万博会場内・博覧会協会の運営する「石のトイレ」、大阪ヘルスケアパビリオン、民間パビリオン7社のトイレ内MeWディスペンサーが設置されました。 また、バックヤードにある関係者用トイレも含めて合計68台ものディスペンサーが稼働しています。

 会場の設置作業には、大阪大学の教授・学生のみなさんや全面協力いただいている日本電商のご担当者さま、弊社社員が一丸となってあたりました。パーツの組み立てからドッキング、最終確認までひとつひとつ丁寧に行いました。

 弊社社員いわく、バックヤードでの設置作業の際、MeWディスペンサーを知った関係者の方から「本当に嬉しい!」「そんな素晴らしい取り組みがあるんですね!」といったお声をいただき、本当に嬉しかった、とのこと。

 このMeWプロジェクトが万博を通じて、世界に知られることを心から願ってやみません。(2025.5月追記)

 

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