パッケージ紹介

バイオマスって? プラスチックごみについて

「SDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)」をはじめ、

脱プラスチックに向けた動きが国内でも加速しているなと感じるこの頃です。

 

特に、最近目にしたニュースでは、コンビニエンスストア大手のファミリーマートが

店頭で配布しているフォークと先割れスプーンの配布を休止するというものでした。

箸の文化のあるアジアならではの大きな決断だなと感じました。

引き続き、カレーや汁物を食べる時用にスプーンと、

食事用の割りばしの提供サービスは続けられるそうです。

(出先で少し食べる時など、大変助かります!)

 

こちらのフォークをはじめ、

特にストロー・ポリ袋など、使い捨て備品の脱プラが

社会全体で進められていますね。

 

パッケージでもいえる事でして、

プラスチック製のものを紙製へ、というご相談や

商品の緩衝保護をダンボールで作成というお話も増えています。

 

ハッカの虫よけ

 

 

 

 

 

ところで、このプラスチック削減の取り組みに合わせて、

バイオマスプラスチック』という言葉を目にする事も多いのではないのでしょうか。

 

ストローや、袋のパッケージで見かけられたことが多いかもしれません。

 

なんとなく、環境に良さそう。

パッケージにエコ素材・環境に優しいと書いてある。

 

なんて感覚で目にされているかもしれません。

(実際私がそうでした…^^)

 

 

バイオマスとは、生物資源(bio)量(mass)を表す概念で、

エネルギーや物質に再生が可能な、動植物から生まれた資源の事だそうです。

(石油や石炭などの化石資源は除く)

 

 

弊社タマパックが所属する、メイワパックスグループでは

フィルム素材をメインに扱うのですが、

紙を基材にバイオポリエチレンと組み合わせ、さらに素材3層→2層への薄膜化を行った

PECO パウチ というバリア性のあるラミネート品の商材の用意もございます!

(用途:食品/生活用品/化粧品など)

(Point:酸素、水蒸気に対するバリア性や保香性に優れています。)

 

 

プラスチックが悪とされる背景には、

・最終的に多くのプラスチックごみが海にたどり着く、海洋汚染

・石油由来の素材なので、廃棄の際に燃やすとCO2(二酸化炭素)が発生

 →このCO2は地球温暖化の原因となってしまう「温室効果ガス」に分類されます。

 

ただ、すべてのプラスチックが悪なわけではないと思います。

『耐久・耐水性・軽くて強度がある』

『錆びたり腐らない』などは紙製品にはない魅力です。

使用されるシーンによっては、長く使用され、重用される素材です。

 

適材適所ということで、特にパッケージ・梱包緩衝材など、

一度きり・または短期間での使い捨て“によってできてしまうプラスチックなどは紙への代替えを行い

環境汚染を減らす事を、企業・個人が日々取り組んでいくことが大事なのだと日々感じているこの頃でした。

 

 

プラスチック製品を→紙製へできないかと

情報を探されていましたら、ぜひ一度お問合せください!

 

 

タマパック㈱大阪支社 いよざき