「大阪・関西万博」に弊社設計の生理用品ディスペンサー “MeWディスペンサー ”を設置いたしました

2025 年 4 月 13 日(日)~ 10 月 13 日(月)まで大阪夢洲で開催されている
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」にて、
株式会社日本電商様の全面協賛のもと
大阪大学 Mewプロジェクト様と弊社で設計した
生理用品ディスペンサーである『MeWディスペンサー』を
・博覧会協会の運営する「石のトイレ」
・大阪ヘルスケアパビリオン
・民間パビリオン7社のトイレ内
に設置いたしました!
大阪万博に設置できるまで
MeWディスペンサーを作り始めたのは2021年の5月でした。
はじめは、大阪大学様で作られた簡易的なディスペンサーを見ながら
どのような形状にするのが良いか、
大きさはどうするのか等含め
何度も調整しながら形にしていきました。
初めてお会いした際に、
現在の月経における課題であったり、
実際に調査、研究されている話を伺った際には、
そのような取り組みをされている方がいることに
感銘を受けたことを覚えております。
そこから、現在の販売代理店である日本電商様と出会い
今までに販売できていなかった層にも、
このディスペンサーを知っていただくことができました。
日本電商様は、生理用品もトイレットペーパーと同じ感覚で
使用出来る環境づくりを目指して様々な活動をされており、
今回の大阪万博には
「生理用品」と「MeWディスペンサー」を
全面的に協賛いただきました!
万博会場への設置 ~当日~
万博会場への設置当日は、スケジュール通りにはなかなか進まず、四苦八苦しました。
会場に設置されている MeW ディスペンサーはバックヤードを含め 68台です。
搬入時はすべて組み立て前の状態の為、まずはディスペンサーを組み立てる作業が必要でした。
3種類ある個別ディスペンサーを組み立てたあと、
その3種をまとめる外側のドッキングパーツへセットします。
組み立てやすい設計ではありますが、一度に何十台を組み立てる作業はとても大変で、
MeWプロジェクトに関わる教授や学生の皆様、
日本電商の辻様、 弊社社員とで団結して組み立てました。
組み立て終了後は、生理用品の補充、各トイレへの設置を
ひとつひとつ丁寧に確認しながら進めました。
あるバックヤードに設置へ行かせていただいた際に、
生理用品のディスペンサーが置かれることを伝えると、
「本当に嬉しい!」
「そんな素晴らしい取り組みがあるんですね!」
といった喜びの声を直接いただきました。
設置いただいた方から、直接お声をいただく機会は
なかなかなかったので
今までやってきて良かったと思える瞬間でした。
MeWディスペンサーの特徴について
ディスペンサーの特徴について 少しだけお伝えしたいと思います!
MeWディスペンサーには 大きく分けて6つの特徴があります。
① 自分の体調に合わせて 3 種類の生理用品を選択できる
② 下から1個ずつ引き出せる設計で衛生的である
③ 仕切りの組み立て方を変え、生理用品の多様なサイズに合わせることができる
④ 組み立て式で、フラットな状態で保管可能
⑤ 段ボール製で電気がないところで使用することができる
⑥ 軽量で様々な設置場所に対応できる形状
こだわりのポイントがいくつもあるので
ぜひ写真を見ていただき
実際に万博会場で見ていただけたらと思います!
【製作事例ページ】
・MeWディスペンサー
~これから~
トイレットペーパーが公衆のトイレになかった時代から、
現在はどこのトイレにも置いてある時代になりました。
トイレットペーパーと同様に
生理用品も同じような立ち位置で
どこでも、誰でも使用できる環境が広がっていくことを願っております。
その環境づくりの 1 歩として
弊社がこの MeW ディスペンサーの設計、製造に携われていることを
とても誇りに感じております。
今後も大阪大学 MeWプロジェクトの皆様、
株式会社日本電商様と共に
そのような未来に向けて微力ながら取り組んでいきたいと思います。
MeWプロジェクト様の今までの活動記録や商品説明については、
下記HPにてご紹介されておりますので、ぜひご覧ください。
▶MeWプロジェクト様 HP
URL:https://mew.hus.osaka-u.ac.jp/
▶MeWディスペンサー購入ページ
URL:https://nihondensho.com/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E6%83%85%E5%A0%B1/sdgs-2/mewdispenser/
▶株式会社日本電商様 HP
URL:https://nihondensho.com/
最後までお読みいただきありがとうございました。