箱の基礎

オーバーフラップって?

こんにちは!営業部の大関です。

 

本日は弊社の2021年最終営業日ということで、

皆様、1年間本当にありがとうございました!

 

今回は2021年の締めくくりに、

段ボールのお話しをしたいと思います!

段ボールの形状として大定番なのが

A式(みかん箱)と呼ばれるケースですよね!

 

こちらの形状に羽のようについている個所を

‘‘フラップ’’と呼びます。

 

特にご指定が無ければケース寸法の

D(奥行/短手方向)の÷2程度の寸法で、製造されることが多いです。

※会社によって異なります。

(例)W3000xD2000xH2000とすると

   フラップはD÷2程度なので、H1000mm程度

 

このような形状が多い中、本日ご紹介したいのが

<オーバーフラップ>です!

オーバーフラップとはざっくり言いますと、

フラップを少し伸ばした形状です⤴(そのまま)

 

通常、D(奥行/短手方向)の÷2程度の寸法で製造されるものを

D(奥行/短手方向)程度で製造する形状です。

 

こんな感じですね!↓↓

   

メリットは、通常のフラップだと隙間がありますが

隙間がなくなることで緩衝材として使用でき、

単純に段ボール1枚分の厚みが増えるので

商品の上に置く通称【天パット】や

底に敷く【底パット】が不要になるので

作業効率、在庫スペースがの改善につながります☆

 

更にA式を製造する機械特性によっては

寸法が小さすぎると製作できないこともございますが

オーバーフラップにすることで

製作可能にする方法もございます!

 

ただデメリットとしては通常のフラップより

寸法が大きくなるので、材料費が増え

寸法などによってはコストが上がることもございます。

 

この辺りは寸法などによって左右されますので

ぜひお気軽にご相談くださいませ!!

 

ちなみに正方形寸法のケースを

オーバーフラップにすると4重になり、

天底がかなり頑丈なケースになります😉笑

 

W3000xD3000xH2000↓↓

 

         👈4枚のダンボールが重なります

 

他にもパッケージやメール便、VRゴーグルなど

オリジナルアイテムもご用意しておりますので

是非お気軽にお問い合わせくださいませ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆様にとって2022年も素晴らしい年でありますように心よりお祈り申し上げます。

 

タマパック 大阪支店 大関

 

***年始営業日のご案内***

・休業期間   2021年12月29日(水)~2022年1月4日(火)

・営業開始日  2022年1月5日(水)より