箱の基礎

パッケージ形状紹介~B式編~

 

 

こんにちは

大阪営業部の森川です

 

今回は前回の続きということで

パッケージの形状についてです

前回 箱をいくつか並べていたのですが

見たことのある形状のものは あったでしょうか?

 

今回はこの形状

 

よく お菓子の箱や薬の箱などに使われています

一般的にB式と呼ばれる形状で

蓋や底面が差し込式になっている箱を総称してB式と呼びます。

特徴は 

胴の部分が糊付けされ 筒形になっているので 

箱を広げて蓋や底面を差し込むだけで簡単に組み立てられます

通常の段ボール箱よりもスピーディーに組み立てることができます

 

底や蓋の差し込む部分は

いろいろな形状があります

上の写真は蓋と底が同じ差し込み形状になっているものです

キャラメル式 と呼ばれています

 

下の写真は組み立てて底を形成する箱です

地獄底と呼ばれています

地獄底はアメリカンロックとも呼ばれています

少し見えにくいかもしれないですが

底を組んで抜けないような仕様になっています

 

下の写真は

ワンタッチ底 と呼ばれる形状です

底が抜けにくいように底面の2ヶ所を糊付けしてあります

 

 

組み立ても箱を開くだけ(ワンタッチ)で自動的に組み上がるので

作業効率が良い箱です

ただ 糊付け箇所が増えるため製造コストが高くなるのがデメリットです

製造の数が多い場合は

後の作業効率を考えて この形状をオススメします

 

B式でよく見かける形状は上記の3つです

以前に書いた

A式の段ボールを作るのに 厚みや材質を考えるように

内容物の重さや形状 製造数など

様々な使い方を想定し

箱の形状を決めています

 

またコストを優先するのか

作業効率を優先するのかなど

お客様によって多種多様なので

迷われた際は お気軽にご連絡いただければと思います

 

ちなみに 底だけではなくて

ロックをかけたり 吊り下げれるようにしたり

いろいろあって 面白いです(*'ω'*)

 

🐎タマパック 大阪支社 森川🐎