まず天面の２種類の仕様ですが、
写真の左側が[フラット]、右側を[巻きしめ]と呼びます。

巻きしめは、紙を貼り付けた後、さらに紙を丸め込んで円周を支えており、フラットより強度があります。

続いては巻き方についてです。

左側が[スパイラル紙管]、右側を[平巻き紙管]と呼びます。

[スパイラル紙管]は細い帯状の紙をらせん状に巻き付けて製作します。
ラップの芯や、卒業証書の筒などはこの方法です。

[スパイラル紙管]は硬く、強度があります(最小Φ16㎜×Ｈ50㎜～(フタ・身Ｈ25㎜))。

一方、右側の[平巻き紙管]は、平版の紙を巻き芯に巻き付ける方法です。

スパイラル紙管より、少ないロット(約1,000個～)で製造できますが、強度はスパイラルより弱めです。
(最小Φ55×Ｈ95㎜～(規定フタ高さH25㎜木型あり。フタの深さはオリジナルへサイズ変更可能)。

最後にフタ形状についてです。

左側は[かぶせ式]と呼び、身箱とフタで段差ができる形状です。右側は[インロー式]です。

身箱が２重になっており、フタを閉めると段差が無くつながった表面になります。

身箱２重の部分にも色を付けることができ、かぶせ式・インロウ式のどちらも、フタの深さ次第で箱の表情が大きく変わります。

こちらは、WEBサイトにて販売されている冷凍チーズケーキ用のパッケージです。

当初は貼箱の丸形で試作されていたようでしたが、
フチまで包み込む形状(紙管)をご希望で弊社にご相談をいただきました。

中にケーキを納められるときは、透明フィルムを１枚敷いて使用されています。

解凍時にでる結露で紙が弱ってしまう部分をカバーされ、またケーキを取り出しやすく感じました。

(そのままカットでき、まな板をあまり汚さず済んだのも好感度も高しでした！）

製作事例：mamire(冷凍チーズケーキ)丸形化粧箱

このピンクとグレーの配色、
シンプルな白色のロゴが洗練さを際立たせている
おしゃれなパッケージです。

中に入れるスイーツによって
箱の形はそれぞれ変わりますが
色を統一させることで目に留まりやすく
グッと引き寄せられる感じがします。

デザインと箱の形状にこだわりを持ったスイーツパッケージです。

製作事例：ICHIZU 円筒箱(紙管)

こちらは12月・クリスマス季節に合わせたお客様のパッケージ事例です。
中に、”OMUSUBI cake” 6個を入れてご使用いただいておりました。

※”OMUSUBI cake”とは「見た目はおむすび、中身はケーキ」とインパクトのある、 楽しくて美味しいスィーツです♪

　リースの様なイラストデザインと、円形型のパッケージの印象がピタリと合ったパッケージが完成しました!

　こちらの事例の様に、天面・底面・側面とオリジナル印刷が可能です。

製作事例：クリスマスケースボックス(丸形・紙管)

粟おこしの粟新様より、新商品【お米のクロッカン用パッケージ】のご相談をいただきました。

粟新様のご要望に応えつつ、初期費用を抑えるご提案を行いました。

紙管の『木型』と呼ばれる量産用打ち抜き加工の型は、新規製作になると高額になってしまいますが、既存サイズの紙管を活用することで、木型を製作せずにパッケージを作ることができます！

今回は既存サイズの紙管に、新商品に合わせて鮮やかなオレンジ色の印刷デザインを施し、とても可愛らしいパッケージに仕上がりました。

製作事例：お米のクロッカン用パッケージ

フタの天面にリボンが付いたタイプは、ギフト感たっぷり!  とても華やかな雰囲気に仕上がります。

リボンの素材も色々ございますので、ご相談ください。

変わった形では、楕円形やハート型なども製作できます！

製作事例：リボン付き紙管

製作事例：インロウ式・フタ変形・取っ手付き